感覚遊び

7月・8月は様々な感覚を全身で楽しく体験してもらうため、プール遊びと並行して片栗粉、寒天、氷、泡などを使って夏ならではの感覚遊びを行いました。

 

《片栗粉遊び》さらさらの粉は気持ち良く、手足に塗ったり、ずっと指先でその感触を味わっている子もいました。水を入れるとだんだん固まり、お団子を作ったり、でも手のひらからトロトロと流れていく不思議な感触にびっくりしたり、面白がったり、こどもたちの反応は様々でした。

 

《寒天遊び》冷たーい」と気持ちよさそうに寒天を触ってから、型抜きでハートや星を作ってお皿に乗せたり、手でぐちゃぐちゃにしてコップに入れたり、何色もある寒天でたくさん遊びました。「かき氷」「ジュース」「パフェ」たくさんの美味しそうなスイーツが並びました。ベタベタする感触の苦手な子も寒天は気持ち良く感じたようです。

 

《氷遊び》色付き氷でお絵かきをしました。1回目はストローの持ち手つき色氷を使ってお絵かきすると、画用紙に薄いきれいな色が広がっていきました。2回目は模造紙の上にたくさんの色氷を出すと、手のひらにたくさん持ってお絵かきしたり、手形を押したり、溶けた色水を模造紙一杯にぬたくる子もいました。また、牛乳パックで大きな氷を作り、プールの中で氷を溶かして中のおもちゃを取り出す経験もしました。氷の中のおもちゃを見て泣きながら「とって~」とせがむかわいい姿も・・・

    

《泡遊び》「ぐるぐるせんたく」や「ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう」の絵本を読んでから洗濯ごっこをしました。たらいに削ったせっけんを入れ、いつも遊んでいる布おもちゃやぬいぐるみをごしごし洗いました。みんな泡まみれになっていましたが、最後はすすいで洗濯ロープに干しました。

 

普段は感覚遊びが苦手でも、2回目になると参加したり、楽しそうに触っているお友達の様子を見ていると、触ってみようかな?と思えた子もいて、小集団の中で様々な感触や変化をみんなで一緒に体験することが出来ました。