今月は毎月行っている【にじみ絵】のご紹介をします。
この日は静かなお部屋でゆみ先生と一人ずつにじみ絵を行います
室内あそび中、準備の整ったこどもから集いの部屋で一人ずつ取り組むにじみ絵。
画用紙を水にぬらして描く技法で、ぬらし絵とも呼ばれています。たっぷり水分を
含んだ紙に絵の具を乗せることで花が開くように絵の具が広がったり、じわじわに
じんだりと思わぬ変化を見せてくれます。黄・青・赤と一色ずつ取り組むことで、
色そのものをじっくりと感じることができるのですが、ひとりひとり違うように色
にも個性があります。色によっては「終わった」とあっさり席離れたり、色の世界に
深く入り込んで描いたりと、色との相性もあって面白いです。
純粋に色を楽しみ夢中で描く子、紙や水入れに色が広がる度に「うわぁ!」「〇〇
みたい!」と声をあげる子、色からイメージを膨らませ物語を創り出す子と様々です
が、その発想の面白さや豊かさに触れ、私にとっても楽しいひと時となっています。