じりじりと照り付けていた夏の日差しが少しだけやわらぎ、朝夕が過ごしやすくなってきました。外に出ればまだ汗ばむ季節ではありますが、少しずつ秋の訪れを感じています。こどもたちと移り変わる季節の変化を感じながら日々過ごしていきたいと思います。
今回は、夏休み療育の中で行った夕食作り・花火の日についてご紹介します。
この日は、焼きそば作りに取り組みました。キャベツをちぎったり、にんじん・玉ねぎの皮むきをして包丁を使って食べやすい大きさに切ったりと、こどもたちが「これくらいでいい?」「もっとする!」と積極的に参加してくれました。
野菜の下準備が終わると、ホットプレートでお肉や野菜を炒めていきます。部屋中に良いに匂いが広がると、自然とホットプレートの周りにこどもたちが集まります。麺をほぐしながら入れて、ソースをかけると、出来上がりを待ちきれないとばかりにじっと焼く様子を見て楽しみにしていました。食べすすめると「おいしい!」「もっと食べる!」という声がたくさん上がってきました。みんなで一緒に食べることで、苦手なものが食べられるこどももいて、お友だちの力はすごいなと改めて感じました。
ご飯の後は、おともだちとペアになりお庭で花火をしました。花火の先の色や大きさをじっくり見て選び、火をつけていきます。火が灯ると花火の色や音をじっと見つめて楽しんでいました。夏ならではの体験ができたのではないかとこどもたちの笑顔から感じました。この日一日がみんなの夏の思い出として心の中に残ってくれるとうれしく思います。