焼いも体験

毎年子育て園ぽかぽかでは、日野神社をお借りしてお餅つきを行っています。

今年はお餅つき大会のかわりに焼き芋大会を開催する予定で、子育て園ぽかぽか一同、当日を楽しみにしていたのですが、緊急事態宣言により、残念ながら中止になりました。

けれども、日野神社さん、地域のみなさまの温かいご協力により、この日療育のたんぽぽのわたぼうしクラスのこどもたちとのみ、療育のプログラムとして、焼き芋体験を行わせていただくこととなりました。

参加を楽しみにしてくださっていたみなさまのことを思い浮かべながら、この日参加するこどもたちと一緒に、「ぽかぽか」にかかわるすべてのみなさんのご健康と清らかな1年を願わせていただきました。

 

こどもたちは、たんぽぽでお芋を洗ってアルミに包み、一人ひとり大事に手にもって日野神社まで運んできました。

神社に到着すると、地域の方々のお力で、火がすでに煌々と燃えており(時折雨の降る中、午前中から火の番をしてくださっていました。本当に感謝です…)、こどもたちはやや興奮気味にお芋を「エイッ」と投入しました。

 

中学生クラスのこどもたちもどんどん枝や葉っぱを運んできてくれ、勢いよく火が燃えます。

少しずつ、じっくりと、お芋が焼けていきます。

「もう焼けた?」待ちきれないこどもたちと、時折竹ぐしでさして「まだだねえ」「あとちょっと」と言い合いながら、火に温まって待ちました。

 

そしてついに、いい具合に焼けました!

「大きいのとって」「まんまるのとって」

こどもたちからのリクエストに応えながら、一人一人に手渡しして、「お待たせしました、いただきます♪」

自分たちで包んで、本物の火でじっくり焼いたお芋の味は格別です。甘くてホクホク~思わず笑顔になります!

 

神社では、フープでケンケンパーをしたり、缶ぽっくりをしたり…広い敷地でのびのびと遊びました。

 

今年度は、当初予定していたプログラムがコロナ禍の影響で中止になることが多く、そんな中でこどもたちとどんな経験ができるのか、本当に悩みながらの1年でした。それだけに、このような状況の中でも、温かく場を提供していただいたこと、そしてこどもたちが楽しく安心して過ごせるように、地域の方々に1日中見守り支えていただいたことは本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

おかげ様でこどもたちはかけがえのない貴重な体験をすることができました☆

 

今年1年がみなさまにとって素敵な1年となりますように・・・