マーブリング *わたぼうしクラス*

今回は、土曜日芸術クラスで取り組んだマーブリングについてご紹介します。

マーブリングは、水面に、水に溶けない専用の液を何色か垂らし、水面に浮かぶ模様に紙をつけて写し取る技法です。

まずは、模様を写し取る紙の色を選びます。どの色の紙を選ぶかで、できあがりの印象が変わってきます。
次に液を1滴ポトンと垂らすと、水の上を色が広がっていきます。

 

こどもたちは、広がっていく色をジッと見つめて観察していました。何色か絵の具を垂らし、水面をゆっくりかき混ぜると不思議な模様が生まれてきます。ひとりひとりが、好きな色の絵の具を選ぶことで、それぞれが個性的な色合いを表現できました!

 

 

また、絵の具を垂らし終えたら、最後に細い棒で水面を混ぜ、模様をつけていくことに取り組みます。同じ色の組み合わせを使っても、その子その子で違った印象の作品が生まれました。
色の模様ができると、そーっとそーっと水面に紙をつけてみます。「どんな模様になったのかな?」と、水面からあげた紙を覗く好奇心にあふれた顔が印象的でした。

マーブリングは、取り組みやすいシンプルな工程の中でも、その子その子の表現が生み出す複雑な模様を作れるということがとても魅力的であるということを感じました。