今回は、1月5日の冬休み療育で取り組みました五平餅作りについてご紹介します。この日は高学年のみのりクラスのおともだちと一緒に取り組みました。
あたたかい炊き立てのご飯をボウルの中に入れて、職員がまずは実際にどのように取り組むのかを説明していきました。「ご飯がお餅になるの?」「どうやるの?」と、とても興味を持ってくれていました。一人ひとりにボウルを渡すと、すぐにめん棒やスプーンを使ってお米をつぶしていました。「ぺったん、ぺったん」と言いながらつぶしていったり、ぐるぐる混ぜたり…それぞれ思い思いに取り組む様子が見られました。お餅のように少し粘り気が出てくると「こんなんなった!」と嬉しそうな表情も見られました。
形を作って割りばしに巻いた後、ホットプレートで焼いていきました。少しずつ焦げ目がついていく様子をじっと見て、いつ食べられるのかを楽しみにしてくれていました。五平餅には、お醤油に砂糖や味噌を混ぜて作るタレをつけて食べます。はじめはお味噌が入っているので、苦手そうな子もいましたが、一口食べてみると「おいしい!」と言って食べていました。お餅が苦手な子も、ご飯をつぶしてお餅のようになる過程を体験し、形の変わる面白さを感じて、一口食べてみようと思ってくれたのではないかと思います。