12月は大きなイベントとしてクリスマス会がありました。素敵な当日を迎えるために、クリスマスツリーやリースを作ったり、毎朝ブーツの中に入っているオーナメントを順番に飾り付けたり、準備の段階からこども達と取り組みました。当日が近づくにつれ、華やかになる室内やツリーにこども達の気分もどんどんと盛り上がっていきました。終りの会では毎日りんごろうそくに灯をともして、特別な日を心待ちにしていました。
リース作りでは、みんなで拾ったどんぐりや、まつぼっくり、カラフルなポンポンや、毛糸、綿等、様々な素材に触れる機会となりました。また、クリスマスツリー制作では絵の具を経験し、大きなまつぼっくりには好きな色のポンポンを選んで付けました。まだ「選ぶ」ことの難しい子もいますが、これからもたくさんの経験を重ねていきたいと思います。
当日に使用したりんごろうそくのりんごは、職員が磨いているのを見てこども達がお手伝いをして磨いてくれたものです。一つ一つを大切そうに持ちながら、丁寧に丁寧にクリスマスへの心を込めて磨いてくれました。
当日は保護者の方の参加に嬉しくて興奮気味の子も見られましたが、共にろうそくの灯をじっと見つめ、職員によるハンドベルの音色に耳を傾け、サンタさんからのプレゼントに喜び、それぞれのこどもたち、そしてたんぽぽに集うみんなにとって“一つの特別な日”として素敵なクリスマスのひと時となりました。
