夏休み療育の中で取り組んだ手打ちうどん作り体験についてご紹介します。
まずは中力粉を計量してから、ボウルの中で塩水を混ぜ合わせて生地をひとつのかたまりにしていきます。
おにぎりを握るように丸めたり、体重をかけて手の平でこねたり、手先をいっぱいに使って生地をまとめていきます。
クッキーやパンの生地を作ることの経験を重ねている子は、同じような作業なので、少し慣れているような様子がありました。
たくさん手を使ったあとは、足を使います。かたまりになった生地を袋の中に入れ、上から足で踏んでいきます。
「1!2!1!2!」とリズムをとって踏む子や好きな歌をうたいながら踏む子もいました。
しっかりと踏めば踏むほどコシの出る麺になります。
その後は少し生地を寝かせ、両手を使い力を入れて麺棒で薄く伸ばし、包丁で細長く切って麺を作っていきます。
生地が麺になると後は茹でれば完成です。こどもたちがたくさん踏んでくれたうどんは、とてもコシのあるものになりました!
手を使って足を使って…全身で生地作りに取り組むことができました。
また、粉の状態から、茹でておわんの中に入るまでのすべての工程を見て触れて体験できたということが、こどもたちの達成感にも繋がったのでははないかと思います!