わたぼうしだより11月号

 日が暮れるのが一段と早くなり、晩秋の気配が感じられるようになりました。これから一段と寒くなる季節に負けないよう、たくさん体を動かして楽しく過ごしていきたいと思います。

 今回は、土曜日のおでかけについてご紹介します。この日は、電車に乗ってJR西宮駅付近の西口公園に行きました。職員と一緒にたんぽぽからJR甲子園口駅まで歩き、高学年のこどもが職員と一緒にみどりの窓口へ乗車券を買いに行き、乗車券を配ってくれました。電車に乗ると、先頭車両で電車の行先を見ながら楽しそうに話すこどもたちの様子が見られました。

 公園に着くと、一緒にかけっこをしたり、遊具で遊んだりしていました。運動会が終わったばかりのこどもたちも多く、リレーのバトンパスの練習の成果を披露してくれながら走るこどもたちの姿に成長を感じました。ジャングルジムやシーソー、ブランコなど、おともだちと一緒に遊びながら、こどもたちの楽しそうな声がたくさん聞こえてきました。公園から帰るときには、「えー、もう帰るの?」「ここの公園すっごく楽しかった、また来ようよ!」と職員に声をかけてくれるこどもがたくさんいました。

 帰りにスーパーでおやつのお買い物をするときも、「これ買えるかな?」「あと何円まで買える?」など、200円で好きなおかしを買えるかどうか一生懸命考えているこどもたちの姿が見られました。レジでお会計をしてもらうとき、200円以内に収まっていることがわかると安心するこどもたちの様子がうかがえました。中にはお一人でセルフレジの操作ができるようになったこどももおり、お買い物を重ねることで成長した姿を見ることもできました。

 これからも、こどもたちが楽しめる体験を重ねながら、日常で役立つスキルが伸びるような活動を続けていきたいと思います。