今月は、毎月2回行っている【音楽の日】をご紹介します。
音楽の浅井先生が来られると、プレイルームに素敵な生演奏のBGMが流れます。ピアノに興味のある子たちが自由に弾き始めると、その音やリズムに合わせて先生が連弾してくださり、素敵な音楽になっていきます。また、その音に合わせてすずやタンバリンを鳴らす子もいます。自由遊びの中で音楽に気持ちが向いていく時間です。
【音楽】は季節の手遊びから始まります。次は先生がお名前を呼んでくれます。繰り返し行う中で恥ずかしそうに手を挙げたり、小さな声でお返事をする子が増えました。おともだちが恥ずかしくてお返事できないと代わりに手を挙げたり、みんなで一緒にお名前を呼ぶこともあります。次は楽器のリズム打ちです。タンバリンや鈴、太鼓等様々な楽器に触れる機会です。歌に合わせてリズム打ちもとっても上手になりました。次は電車ごっこです。♪汽車ポッポ♪の曲に合わせて電車に乗って走ります。初めは1人1台の段ボールの電車に入って走っていましたが、おともだちへの関心が出てきた時期よりフープをつないだ電車にみんなで乗って走るようになりました。おともだちのペースに合わせて走ったり、順番に先頭を代わったり、様々な経験を積んでいます。次は♪ピカピカブー体操♪をします。初めは立ち尽くしていた子が今では元気いっぱい身体を動かしています。その後は季節の歌に合わせて大きなパネルにイラストを貼って遊びます。今月は♪お正月♪と♪ゆきやこんこ♪でした。最後はきらきら星を静かに聞いてから、みんなで並んで「ありがとうございました」とお礼を言って終わります。新入園児さんは座ることや先生のお話を聞くことも初めは難しかったのですが、先輩のこどもたちが見本となり音楽や楽器への関心が広がっていきました。また、浅井先生のお手伝い(楽器を配ったり片付けたり、パネル渡したり)をする子が増え、自信に繋がっています。音楽を通して楽しみながら身体を動かすこと、楽器を鳴らすこと、歌を楽しむことがどんどん広がっています
浅井先生よりメッセージをいただきました。
こんにちは、つぼみクラスの音楽を担当させていただいている浅井容子です。【音楽療育】と言うと、とても難しく感じますが、まずは“音”を感じる事。声も音ですし、響も音です。その音の世界を広げるお手伝いをできれば…と思っています。そして、それを一緒に楽しみたいと思っています。つぼみクラスの音楽の特徴の1つが、多人数で音楽の時間を共有するということです。最初のうちは、緊張していたり、何をするのかわからず不安になることもありますが、何かを人と共有できると、やはり楽しさは2倍です。楽器を使ってみんなでピアノに合わせて音を鳴らすと、最後の音の時にみんな笑うようになります。素晴らしいです。音楽を通して、楽しいと感じる瞬間を増やしてほしいと思います。いつもサポートしてくださる先生方、保護者の方々に心より感謝申し上げます。