習字*わたぼうしクラス*

今回は、習字の日(木曜日)について、ご紹介します。

その日に書く文字は、ひらがなや漢字、1文字から4文字まで、書く子の目標に合う文字を選び、習字の講師の先生との一対一で関わる時間の中でひとりひとりのペースに合わせて取り組んでいます。新しい文字や言葉に出会った際には、文字の読み方や書き順、言葉の意味や使い方等をお話ししてから書字に向かいます。


縦線・横線・斜め線・曲線等、文字には様々な動きの線があり、まずは筆の動きを確認しながら練習をしていきます。曲線がたくさんのひらがなよりも、縦線・横線・斜め線で構成されることの多い漢字の方が得意な子もいます。
普段使っている鉛筆ではなく、筆を使って文字を書くからこそ、太い力は太くなる、弱い力は細くなるというような経験ができます。その中で、文字に出てくる線に合わせて手先の力加減を調整する練習もしていきます。
また、練習していくうちに、文字の形や線の長さ、バランス等にも取り組んでいき、お手本を転写することを通して「見る力」を育んでいきます。


「おねがいします」「ありがとうございました」という書く前のご挨拶や、机に向かうときの姿勢等の、所作の部分も大切に取り組んでいきます。書いた半紙は、習字の先生のところへ持って行き、アドバイスをいただきます。花まるをつけてもらうことを楽しみにしている子もいます。