今回は、チャレンジ体験活動で行った「豆腐作り」についてご紹介します。
この日は、豆腐がどんなものからどうやって作られているのかを体験するために、乾燥した大豆の状態から作りはじめました。まずは、一晩水につけておいた大豆をミキサーにかけ、細かくなったらお鍋で煮ます。お鍋で煮ていると、「なんか匂いがする!」と煮込んだ大豆の匂いの変化を感じる子もいました。
次に、煮た大豆をガーゼで包んで絞っていきます。熱くないようにゴム手袋を着用し、手先を使って力いっぱい揉んだり握ったりして絞り出していきました。出てきた液が「豆乳」で、ガーゼに残ったものが「おから」ということもこどもたちと見て確認しました。
豆乳ができると、にがりと混ぜてレンジにかけて豆腐にしていきます。レンジの中で固まっていく様子を興味深く観察していました。
レンジから出してみると、少し柔らか目ではありますが、しっかりと固まったお豆腐ができていました。みんなで切り分けて食べてみると、大豆の風味が少し残った優しい味がしました。
形が変わる様子を見たり、匂いを嗅いだり、最後は味わってみたりして、たくさん発見をしながら豆腐作りの一連の工程を体験することができました。普段食べているものが何からできているのかを知り得る経験となったように思います。